ITエンジニアとして働く中で、「将来の資産形成」や「副収入」に関心を持ち、投資にチャレンジする人が増えています。しかし、やみくもに株を買っても思うように利益は出ません。実は、ITエンジニアならではの強みを活かせば、投資でも他の人より一歩先を行けるのです。
本記事では、ITエンジニアだからこそやるべき投資のポイントと、利益が出そうな国内株式銘柄の見つけ方について解説します。
1.ITエンジニアが投資で利益を出すためにやるべきこと
1. データ分析力を活かす
PythonやExcel(VBA含む)を使い、株価や財務データを自分なりに分析できます。例えば、株探や四季報のデータを自動で収集し、特定の条件に合う銘柄だけを抽出するツールを作れば、情報収集のスピードと精度が格段に上がります。
2. 自動化による感情の排除
エンジニアなら、トレーディングルールをコード化し、自動売買やアラート通知を作るのも簡単です。これにより、相場の変動に一喜一憂せず、ルールに基づいた合理的な投資が可能になります。
3. 定量的な思考で銘柄評価
ファンダメンタル分析に強くなれるのもエンジニアの特徴。財務諸表や成長率など、数字をもとに企業を評価できるため、噂や感情に流されない判断ができます。また、IT業界の知識を活かし、SaaSやクラウド系企業の将来性を技術視点で見極められるのも武器です。
2.国内株式で利益が出そうな銘柄の見つけ方
1. スクリーニングで条件を絞る
具体的な数値でスクリーニングすることで、有望な銘柄を効率的に見つけられます。例えば:
- PER(割安度):10~20倍
- ROE(自己資本利益率):10%以上
- 営業利益率:10%以上
- 増収・増益:直近3期以上継続
- 時価総額:500億円以下(成長余地)
株探(https://kabutan.jp/)や証券会社のスクリーナーを活用しましょう。
2. 成長テーマで注目銘柄を探す
時流に乗った業界は株価も上がりやすいです。例えば:
- AI
- 半導体
- B2B SaaS
- EV関連
業界に詳しいエンジニアなら、技術的優位性や競合との違いを見抜くこともできます。
3. テクニカル分析でエントリーポイントを判断
銘柄が良くても、買うタイミングが悪いと損をします。移動平均線のゴールデンクロス、出来高の急増など、テクニカル指標で判断しましょう。TradingViewを使えば、独自のインジケーターをスクリプトで実装することも可能です。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
エンジニアの強み | データ分析・自動化・定量的な思考 |
銘柄発掘の方法 | スクリーニング(指標・テーマ)+テクニカル分析 |
活用すべきツール | Python, Excel, 株探, TradingView, 証券会社スクリーナー |