初めての家庭NASサーバガイド|失敗しない選び方とおすすめ機種

ツール・開発環境

NASって何?

NAS(Network Attached Storage)とは、簡単にいうと「家の中に自分専用のクラウドストレージを作る」イメージです。スマホやパソコンから写真や動画を保存できたり、外出先からもインターネット経由でアクセスできたりします。

クラウドサービス(GoogleドライブやiCloudなど)に毎月課金している人も、NASを置けば一括管理できるので、長い目で見ればコスパ抜群!しかもデータの管理も自分でできるので、安心感も段違いです。

パソコンに詳しくない人でも簡単に使いこなせる時代になっているので、初めてでも心配いりません!この記事では、あなたにピッタリのNAS選びをわかりやすくご案内します。

こんな人に読んでほしい!

  • スマホやデジカメで撮った写真・動画を安全に保存しておきたい
  • 外出先から家のデータにアクセスしたい
  • 家族とアルバムやファイルをシェアしたい

こんな希望、全部まとめて叶えてくれるのが……

【家庭用NAS】です!

パソコンに詳しくない人でも簡単に使いこなせる時代になっているので、初めてでも心配いりません!この記事では、あなたにピッタリのNAS選びをわかりやすくご案内します。


1.NASを選ぶポイント

使い道を明確に

  • 写真・動画を溜める
  • 外出先からアクセスする(スマホ・PC)
  • 家族と共有する(家族用クラウド)

▶ これらの使い方を考えると、CPU性能・メモリ容量・リモートアクセス機能の充実度が重要になります。

ベイ数は2以上が安心

  • 2ベイ以上ならRAID1(ミラーリング)設定ができ、HDDが1台壊れてもデータを守れる!

初めての人こそ、データ損失を防ぐためにRAID対応モデルをおすすめします。

メーカー選び

  • Synology:操作性抜群(初心者でも直感的に使いやすい)
  • QNAP:高機能・拡張性重視(少し設定に詳しい人向き)
  • IO-DATA:コスパ重視モデルも多い
  • BUFFALO:手頃価格で手堅い品質

通信速度

  • LAN内のアクセスなら1GbpsでOK
  • ただし、将来を見据えて2.5Gbps対応ならより安心&快適(特に4K動画を扱うならおすすめ)

2.容量:何TBあれば良い?

用途1TBで保存できる量
写真(高画質)約20万枚
4K動画30分約10本

▶ 写真メインなら、2TB〜4TBでかなり安心。 ▶ 4K動画メインなら、できれば4TB以上を確保したい!

**RAID1(ミラーリング)**を組むと、2台分のうち実質1台分の容量になるので、例えば4TB×2台で実効4TBとなります。

家庭用なら、最初は4TB(2TB×2)構成がバランス良くおすすめです。


3.大手4社比較(値段・コスパ含む)

メーカーモデルHDD搭載最安価格(税込)備考
SynologyDS223×約43,000円HDD別売り(+HDD代で総額約73,000円)
QNAPTS-233×約26,900円HDD別売り(+HDD代で総額約56,900円)
IO-DATAHDL2-AA2/E約70,000円4TB(2TB×2)搭載済み
BUFFALOLS720D0402G約33,500〜35,820円4TB(2TB×2)搭載済み

※HDD別売りモデルを選ぶ場合、NAS用HDD(例:Western Digital Red 4TB×2=約30,000円)を別途購入する必要があります。


4.オススメパターン

使いやすさ重視Synology DS223 + NAS用HDD 4TBx2(総額約73,000円)
コスパ重視BUFFALO LS720D0402G(約34,000円)
バランスよく安心IO-DATA HDL2-AA2/E(約70,000円)

まとめ

大切なのは、

  • 使い方のイメージをはっきりさせる
  • RAID1でデータ保護を万全にする
  • 初心者ならHDD搭載済みモデルから始めるのもアリ!

ということ。

初めてのNASは、使い始めたらきっと「もっと早く導入すればよかった!」と思うはずです。

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